上関原発予定地の埋め立てに関する中国電力
への申し入れ(2008年9月16日)


2008年9月16日

中国電力株式会社
 社長 山下 隆 様

原発はごめんだヒロシマ市民の会  代表  木原 省治
プルトニウム・アクション・ヒロシマ  代表  橋本 直子


申し入れ書

 貴社が建設を計画している、上関原発は建設計画が浮上して26年。多くの町民や周辺住民の「建設反対」の強い意思の表明によって、客観的に建設は困難な状況にあるといえます。

 私たち広島に住む者にとっても、この問題は他県の出来事としてすむ問題ではありません。建設予定地から広島まで約82キロ、瀬戸内海は当然つながっていますし、私たちの食生活に重要な漁業産物も連日ここから輸送されています。

 また、上関原発建設予定地は瀬戸内海では「珍しく」豊かな自然と美しい環境の残っているところであり、絶対にこのままの状態で残していかなければならない、貴重な地域であります。

 しかるに、貴社は原発建設を前提にして、予定地の海域約14万平方メートルを埋め立てるという申請を去る6月17日に、山口県知事に対して行いました。埋め立てを行うということは、この地域の生態系を完全に破壊してしまいます。また埋め立て予定海域を主要な漁場として、生活の糧としている漁業者にとっては、まさに死活問題であります。

 貴社は「原発建設に反対している住民とも、十分に理解してもらうようにしたい」と述べていますが、理解を得るための事を行っているとは、到底考えられません。「理解を得よう」とするなら、まず大前提として建設予定地の埋め立てなどの手続きは止めるべきです。今、貴社にとって上関原発を建設する理由は全くありません。

 そこで、下記のことを申し入れます。真剣に検討され、文書でもって9月19日までに回答されるよう、お願いします。


  1. 上関原発建設予定地の埋め立て計画を、ただちに撤回すること。

  2. 上関原発建設計画を白紙撤回すること。

  3. 原発建設に反対している住民の理解が得られるまで、全ての建設に関わる作業ならびに手続きを凍結すること。

  4. これまで住民に対し、迷惑をかけたことを陳謝すること。

以上



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