中国電力へ上関原発建設白紙撤回の
申し入れ(2008年12月11日)


2008年12月11日

中国電力株式会社
社長 山下 隆 様

申 し 入 れ 書

 貴社は、上関原発の建設について、地元はもとより全国の人たちが「建設反対」の意思を示している中、予定地の埋立て免許願書を山口県に提出しました。

 そして、山口県知事は、埋立てに反対する多くの意見書が、県に届けられたにも関わらず、10月22日埋立て免許を交付しました。

 山口県知事は、埋立て免許を実施するに当って、6項目の要請を事業者である貴社に対して行っています。貴社はその6項目の要請に対し、「重く受け止めて、誠心誠意対応してまいる所存です」との見解を示しています。

 その6項目の要請の中で特に4項目、「事業者においては、特に原子力発電所の安全性、信頼性の確保ということを大前提に、上関原電計画について、地元はもとより、県民の理解を得るための努力を尽くすこと。」という事が記されています。しかし、これまで私たちが貴社の対応を見ている限り、地元はもとより県民の理解を得ているとは到底思えません。

 埋立て免許を交付した10月22日において、二井関成山口県知事は、これまでの姿勢から考えると異例とも思える「上関町と祝島の心情を考えると喜んで交付するものではない」という内容の談話を表明しています。

 地元、特に原発建設予定地の真正面で生活する祝島に住む人たちと、全く話し合いのできない状況の中では、少なくとも上関原発の建設手続きは凍結し、原発建設問題が浮上したといわれる1982年の時点に戻り、白紙の状態に戻るべきです。

 現状および将来の電力需要の予測を考慮しても、そのことは十分に可能です。そこで下記のことを申し入れます。誠意を持って回答されるようお願いします。

  1. 地元、特に祝島住民との間で話し合い合意が絶対的に不可能な状況の中において、上関原発の建設計画を白紙撤回すること。


  2. 現在行っている詳細調査および埋立てに関する手続きを全面的に凍結し、建設予定地の詳細調査を開始した以前の状態に、回復する措置を行うこと。

以上

  • 中国地方反原発反火電等住民運動市民運動連絡会議
               代表幹事  芦原 康江
               事務局長  木原 省治


  • 原発に反対する上関町民の会
               共同代表  村田喜代子


  • ボイス・オブ・ヒロシマ
               代表  増田千代子


  • プルトニウム・アクション・ヒロシマ
               代表  橋本 直子


  • 第九条の会ヒロシマ
               代表世話人  岡本 三夫


  • ピースリンク広島・呉・岩国
               世話人  新田 秀樹


  • ピースサイクル広島ネットワーク
               代表  吉井 信夫




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