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今、立ち上がろう、プルサーマル反対へ 原発はごめんだヒロシマ市民の会 木原省治 電力会社が各地の原発でプルサーマルを導入しようと画策する中、2月14日午後1時から、松江市の末次公園で中国地方はもとより、九州や近畿地方から約600人が集まり、「プルサーマル反対集会in松江」が開かれた。中国電力では、島根原発2号機でプルサーマルを導入しようとしており、2005年に中国電力は島根県と松江市に対して計画の事前了解を求めている。島根県は計画に対して早々に了解の姿勢を示したが、松江市長は国の安全性評価についての結論待ちの態度を持っていた。しかし国が昨年12月に安全という評価をした時点で、プルサーマル導入の姿勢に変化する様相が強まり、この2月議会に、その是非を問うという事になろうとしている。 2月14日(土)に行なわれたプルサーマル反対集会in松江のデモの様子。「中国電力は上関原発の建設をやめろ! プルサーマルを導入するな!」と書かれた「原発はごめんだヒロシマ市民の会」の横断幕を持った広島からの参加者(撮影:木原省治)。 集会では、最初に主催者を代表してフォーラム「平和・人権・環境」しまねの杉谷 肇代表が「ここから9キロのところに島根原発がある。将来に禍根を残さないために、何としてもプルサーマルを止めさせよう」とあいさつ。「島根のプルサーマルを止めるネットワーク」の芦原康江さんは「島根原発におけるプルサーマルでは1600キロのプルトニウムが使用されようとしている。もんじゅも動かない、高レベルもうまくいかない、使用済み核燃料の再処理も進まない、こんな状況では、使用済みMOX燃料は核のゴミと化して松江に置きっぱなしになる危険性がある。プルサーマルを進めることは許せない。島根原発ではプルサーマルより耐震安全性の評価が大切だ」と訴えた。 集会では、岡山、山口、九州の代表らが連帯のあいさつをし、また、自治労島根県本部などが、松江市民3000人を対象に行ったプルサーマルに対する意識調査の結果が報告された。それによると、プルサーマルに対する安全性に対する市民の心配な気持ちが明らかになると同時に、プルサーマルというものの内容の理解が薄いことも明らかになった。 集会は最後に、島根県知事と松江市長に対する「プルサーマル計画」に同意しないよう求める要請文を集会参加者一同の名前で決定した。 集会後は中国電力島根支社や島根県庁に向けたデモ行進を行い、プルサーマルの危険性を市民にアピールした。 現在各地の原発でプルサーマル導入の動きがあり、3月にはフランスから燃料の海上輸送が開始されようとしている。これに対してアフリカを始め、東南アジアの各国から、その輸送に対して強い抗議の声が出ているのが現実である。 ヒロシマ・ナガサキを経験した国として、私たちはその声に応えなければならない。 プルサーマル反対集会 松江(中国新聞 '09/2/15) http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902150038.html 島根原発:2号機プルサーマル計画 「本気で止めよう」松江で反対集会/島根 (毎日新聞 2月15日) http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090215ddlk32040377000c.html |