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3月31日(金)、青森県六ヶ所村の核燃料再処理施設で、実際にプルトニウムを抽出する「アクティブ試験」が、ついに開始されてしまいました。私たち「ストップ核再処理キャンペーン」は、「アクティブ試験」の開始に抗議するものです。 核燃料再処理施設が稼動することによって、致死量が100万分の1グラムとも言われる猛毒のプルトニウムが年間約8トンも抽出されることになると言われています。8kgで1発のプルトニウム原爆が出来るとして、1000発分に相当する量です。そして日本は既にプルトニウム原爆5000発分に相当する40トンのプルトニウムを保有しているのです。 イギリスのセラフィールドなどでは、使用済み核燃料再処理施設から放出される放射能によって大地、空気、水が汚染され、付近では白血病やガンにかかる住民が増えているということも言われています。 1995年には、プルトニウムを燃料とする高速増殖炉「もんじゅ」がナトリウム漏洩火災事故を起こしました。現在も「もんじゅ」は運転が再開されていません。通常の軽水炉でプルトニウムを燃料として使用するプルサーマルも、定格外、いわばイレギュラーな運転であり、危険であることが指摘されています。高速増殖炉にもプルサーマルにも技術的に無理があるのです。 また2005年のノーベル平和賞を受賞したIAEA(国際原子力機関)のエルバラダイ事務局長は、核兵器の拡散を防止するため、新たにウラン濃縮・プルトニウム抽出事業を行なおうとする国に対して5年間の事業凍結を提案しました。 それにもかかわらず日本が使用済み核燃料の再処理を行ない、プルトニウムを抽出しようとしているのは、核武装を目論んでいると他国から見られることになり、核兵器の拡散を加速し、北東アジア地域の平和と安定を脅かすことになるのではないでしょうか? 「アクティブ試験」は開始されてしまいましたが、これからも私たち「ストップ核再処理キャンペーン・広島」は、60年前に核兵器の惨禍を体験した街、広島から、日本の核武装につながりかねない、そして核拡散を加速し、北東アジア地域を不安定化しかねない青森県・六ヶ所村の核燃料再処理施設のプルトニウム抽出に反対の声をあげて行きたいと思います。「ストップ核再処理キャンペーン・広島」に、よろしく御参加下さい。 「ストップ核再処理キャンペーン・広島」は以下の3団体の共同行動です。 ◆ボイス・オブ・ヒロシマ ホームページ:http://blog.goo.ne.jp/p-h-21 TEL:082-892-3386 E-mail:chiko620@do2.enjoy.ne.jp(増田) ◆プルトニウム・アクション・ヒロシマ TEL:082-888-4541 E-mail:f-saitou@jt6.so-net.ne.jp(西塔) ◆原発はごめんだヒロシマ市民の会 ホームページ:http://www2.ocn.ne.jp/~gomenda/ TEL:0829-56-1799 E-mail:jundandy@jeans.ocn.ne.jp(伊達) |